月曜日, 4月 09, 2007

4月のスキル・アップ・ワークショップ(第1回)報告

ピープル・フォー・ソーシャル・チェンジ(PSC)が2005年から年に4回のペースで開催してきた「スキル・アップ フォーラム」が、3年目を迎え大きく様変わりをしました。2007年4月は、これまで以上にNGO/NPOで活躍する人たちのニーズを重視し、3ヶ月に1回のペースで開催していたフォーラムに変わり、1ヶ月間で計5回、毎回違うテーマで行う「スキル・アップ研修」を開催しています。今後の開催スケジュールは、4月14日(土)、21日(土)、24日(火)、28日(土)です。

4月のスキル・アップ・ワークショップ(第1回)報告
NGO/NPOで活躍する人たちのスキル・アップ研修が4月7日(土) 、18:00から隠田会館で開催されました。5回シリーズの1回目となるこの日のテーマは ボランティアのマネージメント。PSCの主催者でありファシリテーターのサラジーンを中心に、3つのグループに分かれた参加者は8人。初回ということもあり人数が少なかった分アットホームな雰囲気の中、まずは、全体で自己紹介。その後、セラジーンのレクチャーを受け、配られた資料を見つつグループワークを開始。それぞれのバックグラウンドを活かしながら、効果的なボランティアの集め方とは、望ましいボランティアとは、効率的なボランティアの活用法とは、という切り口からディスカッション。次に、具体的な仕事を視野にボランティアとのより良い関係性を築くための意見交換。最後は、グループごとにリクルートからはじまるボランティアを巻き込んだ実践的な活動内容を発表。一つの展開ごとにグループはシャッフルされるため、移動と新しい顔合わせにより、最後まで新鮮で軽い緊張感が維持された上、参加者同士のインスパイアが功を奏し、当初の終了予定から30分オーバーした約3時間があっという間に過ぎた、という印象でした。いつもながら、この実り多い時間を生み出してくれたセラジーンのスキルと情熱に拍手。